退職後の健康保険について
人員整理について人事部から説明あった時に、退職勧奨に応じた場合という前提はありましたが、健康保険の継続についての説明がありました。
健康保険:2つの選択肢
- 退職と同時に現在の保険証は使えなくなるので、健康保険組合(私の場合は全国健康保険協会、いわゆる協会けんぽ)に返却する必要があること
- 退職後は国民健康保険に加入するか、現在の協会けんぽを任意継続するかを選ぶこと
人事部とのやりとり
退職後はしばらくは失業状態が続くことが予想され、定期的な収入が絶たれるので保険料は安い方を慎重に選ばなければなりません。私は以下のようなやり取りを人事部としました。
私>健康保険を任意継続した場合、会社の折半分がなくなるので、
人事部>任意継続被保険者の標準報酬月額が30万を超えた場合、30万円で計算をします。ですので、健康保険料:34,980JPY per monthになるかと存じます。上記のLINK(※協会けんぽの任意継続に関する案内Webページ)をご参照ください。健康保険の任意継続をする場合、扶養者の登録が継続できます。(国保に切り替えた場合、扶養の概念がありませんので、ひとりひとり別で保険料がかかります)
私>健康保険ですが、直近の給与では約81,000円(健康保険+介護保険)を支払っていました。退職して任意継続した場合は、34,980円と安くなると言う理解で正しいでしょうか?念のため確認させて下さい。
人事部>任意継続被保険者の場合、
市役所で国民健康保険料を試算
会社の雇用から外れれば、保険料が高くなるものと思っていましたが、そうでは無いみたいです。では、国民健康保険はどうなるのだろうと思い、市役所に行って計算をしてもらいました。ご丁寧に会社都合の退職の場合と自己都合の退職の2つのパターンを出してくれました。結果は以下の通りです。
※私以外の被保険者は妻と16歳以下の子供が一人
協会けんぽ任意継続を選択
断然、協会けんぽが安いので、協会けんぽを継続することにしました。失業すると保険料を多く払わないといけないのかなと思っていたので、安くなったのは嬉しいことは嬉しいのですが、まだ狐につままれた気分です。色々なブログ等読むと、一般的には以下の場合は、任意継続した方が保険料は安くなるようですね。
- 退職時の給料がある程度高い
- 扶養家族が多い
今後、永遠に就職しなかった(できなかった)場合は、国民健康保険料の方が安くなるのでしょうが、ひとまず任意継続は2年間続くので、期間が満了した時に考えてみようと思います。
(了)