Road to Early Retirement ~早期退職への道~

早期退職を考え始めた50代半ばのおっさんの日記 / コロナウィルスの影響で失業後、再就職。2年後に役職解任

証券会社によるライフプランアドバイス(その2)

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少し時間が空いてしまいましたが、2週間前に野村證券によるライフプランアドバイスの2回目のセッションを行いました。前回と同じく電話による1時間のセッションです。事前にこちらから要望をしていた支出・収入に関する細かい修正、野村證券以外で保有している海外ETFの投資額が反映された修正版の「ライフプランシミュレーション」と「保有資産レポート」が郵送で送られていたので、それを見ながら説明を受けるという形式で進めました。

自分のポートフォリオについては別途、Googleスプレッドシートで管理しているので、資産のバランスについては特に新しい発見はありませんでした。

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最初の30分はライフプランシミュレーションと保有資産レポートの説明でしたが、後半は野村證券の思惑であろう新たな投資信託商品の説明でした。この商品についても事前に郵送で立派なパンフレットが送られてきていました。実際に勧められたのは以下の投信2本です。

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)|商品・サービス|野村證券

ティー・ロウ・プライス 世界厳選成長株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし)|商品・サービス|野村證券 

両方ともに主に米国株式を中心に運用していて、昨今の米国株の好調さを受けて、S&P500のベンチマークをアウト・パフォームしているようです。また、ティー・ロウ・プライスの投信は野村證券でしか取り扱っていないとのこと。ぐいぐいお勧めしてくる訳ではありませんが、この投信を売りたいのだなという雰囲気は伝わってきます。

「手数料の事を考えるとVOOやQQQ等のETFを買った方が良く無いですか?」と質問をぶつけ見ましたが、「手数料を負担したと言えども、それをカバーできるパフォーマンスが出ている」との事。まあ、確かにそれは今のところ事実ではあります。

今回の一連のセッションはあくまでもアドバイスという位置づけだったので、強い勧誘はありませんでした。ただ、現在野村證券で長年保有している日本株式の投信、国債などは今後の伸びはあまり期待できないので、米国株ベースの投資にシフトした方が良い事は確認できました。

後日、重い腰を上げて、現在毎月積み立てを行なっている投信(TOPIX連動、世界債券、アジア成長株)の積み立てをストップしました。今後、何で積み立てを行おうかなと色々野村證券のサイトで検索しましたが、なるほど、上記の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」と「ティー・ロウ・プライス世界厳選成長株式ファンド」は販売上位のベスト10に入っていました。野村證券の営業努力が実っているようですね。

で、私はというと取り敢えず、eMAXISの全世界株式インデックスを積み立てる事にしました。手数料も低いし、ここ1年は米国株中心のETFで積み立てているので、前々から少し新興国を含めた幅広いポートフォリオにしてみようと思ったからです。

この後は国債を部分的に解約して、より米国株式・債券を増やすポートフォリオにして行こうと考えています。

(了)