ステルス値上げならぬステルスリストラ
リストラの進行に心穏やかでないRoute66です。
最近は食品や日用品の値上げが進んでいますね。息子とサッカー観戦を行く時にイトーヨーカドーでポップコーンを買う機会が多いのですが、先日息子がポップコーンの袋を手にして、「前より量が少なくなっている」ということ言いました。実際に内容量を確認していませんが、袋の膨らみが小さくなったことは誰が見ても明らかです。
値段を変えず容量を減らして実質値上げすることを「ステルス値上げ」なんて言いますが、最近は結構一般的な事象になっています。
8月の後半に会社でリストラが始まるのではないかと書いたのですが、それが現実となりました。
ここ1〜2週間で会社を去る人が増えています。この状況になる前に急遽社員が会議室に集められ、社長から「今後の体制の変更」の説明とその後メールによるアナウンスがありました。
説明の大半はグローバルな会社として業務効率化を図るために、いくつかの部門は海外組織の直轄となるという内容でした。外資系の会社に長く勤めていれば「外資系リストラあるある」です。影響を受けない部門にとっては「で、自分にはどう影響するの?」が非常に判りにくいです。
社長の説明とメールの最後に「この組織変更によっていくつかのポジションに影響があります」と一行だけ書いてありました。社員には「人的なリストラをします」とは明示的に言っていません。でも、すでに私が知っている限り20〜30名ほどは退職するみたいです。まさに「ステルスリストラ」です。
私は外資系の会社でリストラする立場、リストラされる立場の両方を経験しているので、「ステルスリストラ」があっても驚きませんが、今の会社は人的なリストラが初めてで、若い社員も多いのであまりネガティブな雰囲気が社内に蔓延し、優秀な人材が流出する事を防ごうとしているのだと思います。
この状況を乗り切ってなんとか持ちこたえて欲しいものです。知らんけど(笑い
(了)