Road to Early Retirement ~早期退職への道~

早期退職を考え始めた50代半ばのおっさんの日記 / コロナウィルスの影響で失業後、再就職。2年後に役職解任

失業期間振り返り(2)〜再就職活動、方向性の迷走?

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半年間、色々ありましたが以下のような経緯で再就職先が決まりました。

再就職活動の状況

まず自分の再就職活動の結果ですが、21社に応募し、その内14社と面接を実施、何らかの形のオファーを提示されたのは3社という結果でした。私と同時期に失業して、7月には新しい会社で働き始めた同僚は約60社に応募して、2社からオファーをもらったと言っていました。コロナの状況もあり、再就職は時間が掛かるかなと予想していました。

私の場合、3社からオファーをいただきました。その内の1社は応募していたポジションとは異なるポジションではどうかという打診がありましたがお断りし、もう1社は正社員ではなく、まずは6ヶ月の契約社員としてはどうかというオファーでしたが、これもお断りしました。残りの1社は今度再就職することにした会社です。

こんな状況なので、実質は1社からしか正式なオファーをもらえず、そこに再就職することになった次第です。21戦1勝20敗、勝率4.8%ということですね(苦笑)。

求めたポジションとニーズのギャップ

前職ではマネージャーとしてチームメンバーとの軋轢などでメンタルを少なからずやられてしまったので、この半年は基本的にはIndividual Contributor (IC)で職探しをしました。結果論かもしれませんが、これがなかなか正式なジョブオファーをいただけなかった要因かもしれません。

 前職、前前職で通算10年以上マネージャーだったので、ICロールで職を探していることをリクルーターや人事担当者に伝えると直接的にも間接的にも「なんで?」という反応が多かったです。それでも面接が進んで自分の経験、キャリアの方向性を説明しても最終的には

  • マネージャーの経験が長いので現場向きではない
  • お客様と直接会うことが少なかったのではないか

という理由で落とされていました。確かにICロールであれば、50代半ばのおじさんを採用するよりは、もっと若く伸びしろがあり、給料もそんなに高くなっていない人材を選びますよね。

以前の会社の同僚に助けられる

結果的に再就職先はマネージャーとして入社します。これは以前の会社の同僚が働いている会社でポジションがあると紹介を受け、ありがたいことに「また一緒に働こう」と言ってくれたからです。

正式オファーをもらうまではなんと、計8名、7回の面接がありました。面接プロセス中も、その元同僚は面接する人の性格や、予想される質問などを教えてくれ、非常に助かりました。入社する会社に知っている人がいるといないでは、大分安心感が違ってきます。

再就職活動は孤独な自分との戦いになりがちですが、50歳を超えたら今までの人脈を生かさないと厳しいとしみじみ感じました。自分はそんな仲間がいて本当に良かったです。

今後は?

 新しい会社、ポジションがどの位忙しいのか、大変なのかは入社してみないと判りませんが、7回の面接を通して自分の今までの経験・実績を評価してくれた会社なので、頑張って見ようと考えています。

(了)