アーリーリタイヤが向こうからネギを背負ってやってきた?
私が勤務する会社(外資系)ですが、コロナウィルスの影響により業績見通しが悪くなったので、GW前にグローバルでのリストラが進行しており、全社員の1割程度が削減されるのではないかと噂されていました。
人員削減の対象に!
日本はGW明けから影響のある(つまり首になる)社員にコミュニケーションが開始され、なんと自分もその対象に入ってしまいました。
- 元々、日本の業績は良くなかったこと
- コロナウィルスの影響により、顧客の投資が抑制モードになっていること
- 不相応に立派なオフィスを構えており、間接コストがかなり高いと思われること
これらを考えるといずれ人員削減がされる事は予想していましたが、コロナが落ち着いた頃の今年の秋頃と予想していました。正直なところ、本社の経営陣は素人感を感じ得なかったのですが、この早めの決定については評価できると感じました。
私のマネージャから
- 会社として苦渋の決定
- 個人のパフォーマンスの問題ではない
- 今後の転職活動に際してリファレンス等が必要であれば言って欲しい
という話を聞きました。以前の会社で自分が自分の部下を削減する時に伝えた内容と全く同じ文言・シナリオです。多分、人事部コミュニティでは退職勧奨をするときのプロセス、コミュニケーション方法、社員の反撃を受けた場合の対策のテンプレート集が出回っているのかも知れませんね。
意外とショックは少ない。。。
自分は今の会社・上司・部下との折り合いの悪さから、特に半年前頃は自分から辞めるといつ言い出してもおかしく無い状況だったし、会社への思い入れも少なかったのですが、それでもサラリーマン人生で初めて首を伝えられたので少なからずショックはありました。
マネージャからの宣告のあと、人事部から今後のプロセス、退職日、特別退職金等の説明を聞きましたが、辞めたいと考えていた会社からお金をもらって辞められるのは僥倖と思えてきました。反りの合わなかった上司・部下と顔を合わせる必要もなくなったと思うとむしろ清々しい気持ちです。いわば、
アーリーリタイヤが向こうからネギ(特別退職金)を背負ってやってきた!
という感じです。
妻の反応は?
妻にもその日のうちに人員整理の対象になったことを話しましたが、「元々、辞めたかったんでしょ?良かったじゃん。」てな反応。「でも、フリーランスでやって行こうなんて考えないでね」としっかり釘を刺されました(笑)。
心の準備は大事
一応、このブログを書き始めた2019年8月から、
等、色々な対策、シミュレーションを行ってきたので、人員整理の対象になったことでの喪失感に埋もれることがなかったのは良かったです。但し、このタイミングで本当にアーリーリタイヤするかは別問題。これについては少し時間をかけて考えてゆきます。
(了)