Road to Early Retirement ~早期退職への道~

早期退職を考え始めた50代半ばのおっさんの日記 / コロナウィルスの影響で失業後、再就職。2年後に役職解任

心療内科に通う



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現在のポジションからの解任を言い渡され、終わりのない無間地獄にはまり込んだ感覚はかなり薄れましたが、前から行こう行こうと思っていた心療内科の診察を受けて来ました。

家から近い病院を探しましたが、どうもネットの口コミの評判が良くないので、少し離れた駅の近くにある医院を先週予約し、今週診察を受けて来ました。ネットの口コミも良かったのですが、予約時の対応も丁寧だったので「あぁ、良い先生とスタッフがいるようだな」という感覚はあり、結果それは当たっていました。

受付を済ませると最近の状況と何を相談したいのかを自由に記入する紙を渡されました。何故、診察を受けに来たかの経緯まで書いたらきりが無いので簡潔に書きましたが、思い返すと理路整然と記入していた感じがします。

15分程待たされて先生と面談(診察)をしました。面談=診察って書いたのは自分ながらいい得て妙だと思います。話した内容は自分の上司、心配して話を聞いてくれる妻、同僚に話している内容は変わらないのですよね。違うのは自分の普段の様子を知っているか、自分のバックグラウンドを知っているかという点です。

先生は当然私とは初めて会う関係で、診察は30分弱でしたが結局は私が何らかの形で相談した人から言われたことと同じでした。つまりは

  • 自分が今まで築き上げてきたもの(経験、人間関係、信条)を否定して捨てて全く新しい人生を歩む必要はない
  • 自分がどうしたいか?自分の意志を尊重すべし

ということです。おそらくそんなに深刻な状況にある患者では無いと判断されたのか、「薬を出す必要も無いですね」と言われ診察は終わりました。先生は私と同じ位の歳かと思いますが、30分位で適切な診察、アドバイスを下さり、プロの仕事振りを感じました。睡眠導入剤的な薬を処方してくれることを少し期待していたところもあるのですが、もう少し規則正しい生活を心掛けようと思いました。約1ヶ月後の予約を入れて病院を後にしました。その時には会社からの評価、期待されていること、押し付けられようとしている仕事がもっと明らかになっていることでしょう。

(了)