Road to Early Retirement ~早期退職への道~

早期退職を考え始めた50代半ばのおっさんの日記 / コロナウィルスの影響で失業後、再就職。2年後に役職解任

17年振りの解放感

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昨日で正式に現在のマネージメントとしての職を解かれ、今日から、正確には週明けからIndividual Contributorに戻りました。もっともこのRole Changeが社内にまだ浸透している訳ではないので、完全に仕事の内容が変わるのは少し時間が掛かるでしょう。

17年程前に3つ前の会社で当時のマネージャから半ば無茶ぶりで部門のディレクターに祭り上げられ(何の奇遇かその人は今の同じ会社で働いている)、着任3週間後に大きなトラブルに巻き込まれ、「あぁ、このポジションは長続きしないな(できないな)」と感じたのを思い出しました。その後、部門や会社が変わりながらもマネージメントのポジションに居座り続けましたが、今思うにつくづく自分に向いていなかったなぁという感想です。

もともとプロセスが決められたことに対して、丁寧に、可能であれば迅速に対応する仕事のやり方が性に合っていて、”Director”の名の通り、部門やビジネスの方向性を示す、新しい道を切り開いて課題を解決するということには向いていなかったのだと思います。

そんな状況も昨日で終わりました。もう、

  • 部門の代表を集めただけで、議論を経て何かが決定されるわけではない無意味な会議に参加しなくて良い
  • 部下の評価をしなくて良い
  • 部下のヘマの尻拭いをしなくて良い
  • 部下の勤怠の管理をしなくて良い
  • 訳の判らない海外部門からの問い合わせ、指示がなくなる(はず)

と考えると非常に気が楽です。無駄なミーティングも減るので、また、コーワーキングスペースに行って気分転換をしながら仕事をして見ようと思います。

自主的に会社を退職する以外で、こんな状況に恵まれるとは夢にも思っていませんでした。残念ながら東京は花見の時期は終わってしまいましたが、今日は天気も良いので少し平穏な週末を過ごせそうです。

(了)