奇跡に立ち会った話:信濃グランセローズ ~ BCリーグ
酷暑の夏に奇跡に出会ったRoute66です。少し前になりますが、先週のお盆は故郷に帰省をしていました。目的は2月に亡くなった母の新盆のため、お経を上げてもらったり、焼香に来られるお客様への対応でした。
お盆が始まる前日に新聞を見ていると、近くの県営球場でBCリーグの信濃グランセローズ vs 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの試合があることを知りました。BCリーグはいわゆる独立リーグですが、立派なプロ野球です。時間もあったので、酷暑の13:00プレイボールの試合を見に行きました。
試合は新潟アルビレックスが効率の良い攻撃とホームランで5回までに6点をリード。かたや、信濃グランセローズは9回裏まで確か2安打のお寒い内容。9回裏2死になって無得点。そろそろ帰るかと思い始めたところ、ここから奇跡が起きました。
まずは、2死1,2塁から3ランホームラン。「ようやく面目は立ったな」と思いましたが、いかんせん2死ランナー無しに戻っただけの話。ゲームセットも時間の問題かと見ていましたが、そこからソロホームランで4点目。
コアなファンは「ここから(逆転)あるぞー、あるぞー」と熱い応援をしていましたが、「いやいや、さすがに後一人アウトで終わりだから」と見ていました。ところがそこから粘りを見せて再び2死1,2塁。
最後は指名打者ジェス(三浦ジェスヨロボ大颯選手:風貌から外国人助っ人かと思いきや、れっきとした日本人です)が、レフトスタンドにサヨナラ3ランホームラン!!!選手もファンも大騒ぎでした。
自分の身に奇跡が起きたことはないし、まして自分が奇跡を起こしたこともない人生ですが、生きているとこんな場面に出会うこともあるのですね。やはりスポーツ観戦に行っているとこういう場面に立ち会える確率が高くなるかもしれません。
35度Cの酷暑の屋外球場に行くのも、少しためらったのですが、行ってみて良かったです。尚、信濃グランセローズは今季は絶好調のようで、この試合の次の試合に勝ち北地区の優勝を飾り、地区チャンピオンシップに進むようです。ここからNPBにステップアップする選手も出てくるかもと思うと楽しみですね。
なんかまとまりの無い記事になってしまいましたが、「もの」にお金を使うより、「こと」、「経験」にお金を使おうと思った夏の日でした。
(了)