妻への報告
以前、妻と二人で夕食を食べに行った時に、妻の話を聞く一方で結局、早期退職を考えているという話はできませんでしたという事を書かせてもらいました。
その後も何度か子供が家にいない時に妻と外で二人で食事をする機会があったのですが、騒がしい居酒屋に行ってしまうと重たい話をする気分になれず、中々話せず仕舞でした。とうとう自分も煮詰まっきて、夜もロクに眠れず、精神的に不安定になってきたので、先週の火曜日の朝に子供が学校に行った後に想いを伝えました。
余程、私の表情が深刻だったのでしょう。「ちょっと話がある。」と言ったら、ソファに寝転がってスマホをいじっていた妻が飛び起きて、「なになに?」と聞いてきました。
- 仕事が上手く行っていっていないこと
- 会社を辞めようと思っていること
- 精神的に辛く、夜眠れていないこと
- 転職ではなく、この際、アーリーリタイヤ、もしくはセミリタイヤを考えていること
を伝えました。
最初の反応は急にUberEATsのデリバリーを始めたこともあって、何かあるんだろうなと思っていたとのこと。ただしやはり、定職を持たないで、これからどうやって生活していくのかという話になり、今まで蓄えた貯金を切り崩しつつ、アルバイト、副業をしながらなんとか年金が支給される60歳(個人型確定拠出年金の受給開始年齢)、65歳(老齢年金の受給開始年齢)までつなぐつもりということを伝えました。
ただ、自分もある程度蓄えは出来ている等という『感覚』はありますが、本当にそれでやっていけるのかはキチンと試算、場合によってはファイナンシャル・プランナーに相談しないと自信がありません。
それでも妻に想いを伝えて、良かったのは、
- そんなに精神的に参っているなら、会社を辞めるのは同意する。体、心を壊してしまったら元も子もない。
- 一度自分の得意なこと、やりたいことを整理して、社会的に貢献できることを模索してみたらどうか。
と言ってもらえたことです。『会社、辞めたい。もうフルタイムでは働かない。』と言ったら、『家族の生活はどうするのよ?何もしないで家に引き籠もられても困る』とヒステリックになじられる展開も少し予想はしていましたので。どうやら、妻の友達、知り合いの奥さんの旦那さんも私と同じように精神的に不安定な状態になってしまい、会社勤め以外の生き方を模索しているという話はよく聞くそうです。
当然、旦那が今後、定職をもたず、アルバイト・副業で生きてゆくことに全面的に賛成している訳ではないでしょうが、自分としては身近に少しでも自分の気持ちを理解してくれる人が見つけられて嬉しかったです。