MoneyForward 未来の資産シミュレーター
アーリーリタイヤを考え始めてから、否、それより前から自分のお金はいつ迄もつのだろうかという疑問は常にありました。それが、MoneyForwardのファイナンシャル・プランナー(FP)のサービスを使って見ようと思ったきっかけです。
キャッシュ・フロー表
FPからは当初の相談開始時点と、保険の切り替え時点の合計2回「キャッシュ・フロー表」を提供してもらいました。
相談を始めた昨年2019年11月時点では、私が100歳まで生きた時に残るのは約3,600万円でした。保険の切り替え後の2020年4月時点のシミュレーションでは、100歳時点で5,470万円残ることになっています。
日々変化する状況を追跡するには?
計算上、そんな大金が残っているのはありがたい事ですが、
- 100歳までそもそも生きるのか?
- 100歳時点でそんな大金を持っている必要があるのか?
- 元気な内にお金を有効(自分自身の贅沢、社会貢献、寄付、等々)に使って、身軽になって天寿を全うした方が良いのではないか?
という思いがよぎります。当然、このシミュレーション自体が楽観的過ぎないかという疑問もあるし、日々、社会の情勢(コロナウィルスが最も良い例です)が変化する中で、常に自分の金融資産の状況、見通しがどうなのか確認したいという欲求に駆られてきました。
MoneyForward よそQ → 未来の資産シミュレーター
そこでMoneyForwardのプレミアム会員(月500円)に付帯する「よそQ」を使って見ることにしました。尚、プレミアム会員に移行したのは2020年1月でしたが、その後MoneyForwardが「おかねせんせい(ベータ)」というサービスを始め、その中の機能の一つとして「未来の資産シミュレーター」というサービスを提供し始めました。恐らく、「よそQ」はディスコンされて、「未来の資産シミュレーター」に移行されてゆくものと思われます。
「未来の資産シミュレーター」によると、55歳でアーリーリタイヤした場合、100歳までは資産が持つことになっています。FPのシミュレーションの結果とは大分開きがありますが、それでも平均寿命を過ぎても余裕がある事には変わりがないので、今後はMoneyForwardのシミュレーションを正として参照してゆくことにします。
健康寿命年齢まで何をして生きてゆくのか?
公益財団法人 生命保険文化センターによると、平成30年時点の日本人男性の平均寿命は81.25歳だそうです。
今までは平均寿命よりは長く生きられるのではないかという根拠の無い自信があったのですが、前回の健康診断でその過信は脆くも崩れ去りました。控えめに見て平均寿命まで生きるという想定にしておくと、後、残されているのは28年。健康寿命終了までは19年。アーリーリタイヤしてもお金は大丈夫としても、何をして日々生きてゆくのかという事を決めなければならない状況に舞い戻ってきました。
(了)