Road to Early Retirement ~早期退職への道~

早期退職を考え始めた50代半ばのおっさんの日記 / コロナウィルスの影響で失業後、再就職。2年後に役職解任

ミドル・シニアの活躍 = ”働きがい”

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失業状態で時間はたっぷりあるので、先日、ミドル・シニア(自分のような50歳半ばを迎える会社人)の活用についてのオンラインセミナーに参加しました。

ミドル・シニア人材活用のオンラインセミナー

インターネットのNewsサイトでの『50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方』という本の紹介だったのですが、そこからミドル・シニアが活躍する組織を作るには?というテーマでセミナーの募集があったので申し込みをしてみました。

無職でも参加できた

セミナーは社内で人材活用を行う役割の方々(例えば人事部)向けなので、申込時に当然会社名、役職名の入力が求められます。自分としてはこの時点で「無職の者は参加を断られるかな。。。」と思ったのですが、正直に無職と書いて応募をしてみました(フリーランスだったかも知れない)。まあ、無職状態を恥ずかしいと思ったら何もできないですから。すると、申し込んで1、2日後に席を確保したという旨のメールが来ました。

参加者1名に驚く

セミナー開始は夕方の時間帯だったので、当日はUberEATSのデリバリーを早めに切り上げて開始2分前にZoomのオンライン会議にログインしました。すると既に講師の方が待ち構えており、「こんにちは〜。今日の参加は(私の名前)さん、お一人ですから早速始めさせていただきますね。」とのこと。てっきり錚々たる会社の人事課長、人事部長が2〜30名位参加していると思ったので、(失礼ながら)ちょっとズッコケました(笑)。

最初に講師の方の自己紹介、経歴紹介があってから、私の自己紹介、経歴、今の状況(失業状態)、この参加しようと思ったきっかけを話しました。なんと言ってもOne-On-Oneですから、ありのままを率直に、フランクに話しました。ここで内容を細々と書いてしまうと差し障りがあるかも知れないので、自分の心に留まった部分、言葉だけを書き出しておきます。

  • 平均寿命が長くなり、2007年生まれの半数が107歳まで生きるという統計がある
  • 上司が年上から年下にシフトする平均年齢は53.5歳
  • シニア・ミドルを活用するには「働きがい」を再確認することが重要

「働きがい」という言葉が心に染みる

ここで言う「働きがい」は何を成して自己の達成感を得たいのか?生き生きとして、自分の内面から湧き上がる気持ちだそうです。最近の自分は今の蓄えで(あわよくば働かないで)何歳まで生きられるのか?会社に属せず、月2〜30万を稼ぐためにはどんな複業ができそうか?という金銭面の算段ばかりしていて、「本当に自分は何をしたいのか?」の視点が欠けていたので、「働きがい」という言葉は心に染みました。

書籍購入で貢献する

このセミナーは1時間の体験セミナーなので、この後に「組織開発」、「人材開発」等のワークショップ、トレーニング、コンサルティングの受注の導入部になっていると思われますが、失業中の私はそれには貢献できません。但し、非常に良い話をOne On Oneという贅沢な環境で聞かせていただいたので、せめて書籍を購入してビジネスに貢献させていただきます。

(了)