Road to Early Retirement ~早期退職への道~

早期退職を考え始めた50代半ばのおっさんの日記 / コロナウィルスの影響で失業後、再就職。2年後に役職解任

57歳の誕生日を迎えました 〜 後はボーナスステージ?

今週57歳の誕生日を迎えたRoute66です。

画像引用元:galaga.com

53歳の時に55歳でのアーリーリタイヤを目指してこのブログを書き始めました。これまでの誕生日の投稿を振り返ってみます。

53歳の誕生日の投稿

retire55.hatenablog.com

54歳の誕生日の投稿

retire55.hatenablog.com

55歳の誕生日の投稿

 retire55.hatenablog.com 

 

昨年56歳の時のブログへの投稿はありませんが、Facebookにはこんな事を投稿(非公開)していました。

仕事の調子は相変わらず、さっぱりやる気が上がらない。早く辞めるいいきっかけを見つけたい。年々、誕生日で気が重くなる。昨夜、前の差し歯が取れてしまったので、歯医者に行かなければ。

共通した想いは

  • 良いきっかけがあれば、アーリーリタイヤしたい。お金はなんとかなる
  • でも、退職した後、することが決まっていない。(人目、世間体を気にしている)

と言う2点です。これは今も変わっていないのですが、今年は「また、アーリーリタイヤできなかった」と言う後悔、焦りの気持ちは少ないです。何故かと言うと

  • 部門長を解任され、仕事をなんとかこなさなければと言う焦燥感がなくなった
  • 母が亡くなり、無職であることを心配掛ける人が一人減った
  • 母の逝去で、相続があり退職後の経済的な準備が進んだ
  • 兄が60歳で定年退職した。自分も今まで人より少しだけ頑張って働いて、その分多めに蓄えができたので早めに退職する(できる)のは合理的なことと考えるようになった

と言った理由です。60歳までは働こう、働かなければと言う自分自身への縛りの気持ちも薄れてきて、きっかけがあればいつでも会社辞めてもいいなと思っています。むしろ、想定外のその「きっかけ」が早く訪れないかななんて思っています。

そんな訳で、57歳から60歳は会社人としてのボーナスステージみたいなものです。ギャラガのボーナスステージのように、

  • 攻撃されて死ぬリスクなし
  • 一箇所にとどまってひたすらタイミングに合わせてひたすらFireボタンを連打
  • パーフェクトのボーナス得点を逃しても、気にしない

と言った感じでしょうか?できれば、パーフェクトでボーナスステージ(=60歳を迎える)をクリアして、盛大なファンファーレを聞きたいですね!

(了)

 

会社の様子が不穏 ~ リストラの予感(続き)

殺伐とした社内の雰囲気を想像して、なんともいたたまれない気分になっているRoute66です。

先日書いた会社でリストラが進みそうな話ですが、日々具体化して進行しています。

retire55.hatenablog.com

ここ1年ほど、私の部門では増加する顧客数に対して正社員を採用するのではなく、アルバイト社員を採用して対応してきました。最近、アルバイト社員の1名に欠員が出たので、補充の募集をかけていたのですが、その募集も止めろとという指示が出たようです。

 

顧客数が増えているなら、会社成長しているじゃん、何が問題なのと思うかもしれませんが、実際は単価が低い顧客が増えていて、原則、大手顧客に対する同じレベルのサービスを提供しているので収益性は低いです。また、マスの顧客を効率よく捌く業務プロセスが確立されていないので、マニュアル作業が多く、結果、ヒューマンエラーによる手戻りも頻発し、社員が疲弊しています。

 

そんな状況から、社内にセクショナリズム的な雰囲気も感じられ、あまり良い感じではないです。このサービスは停止する、この顧客層は今後増やさないといった業務の整理があれば、人員を増やさない、あるいは削減しても納得できますが、あまりその考えは無いようです。

 

そんな私といえば、もうきっかけさえあればいつでも辞めてやると言う「無敵の人」モードに入っているので、正直そんなに心配はしていません。不条理に仕事量が増えるようなことになれば、それをきっかけに退職届を出すだけなので。

(了)

 

 

 

 

 

 

物欲・ご褒美と節約・我慢のせめぎあい

不惑の40歳をとっくに過ぎましたが、まだまだ煩悩に悩まされるRoute66です。

 

1ヶ月前にPlaystation 5(PS5)を購入しました。息子が前から欲しいと言っていたのとようやく普通に店頭で買えるようになったので、それならと思い買いました。購入する前に最近のゲームの動向を調べて見たのですが、自分が思っていたより進化していて、ゲームによっては実写と見間違えるようなクオリティになっていることが判りました。

 

また、PS5であれば、VR機器を接続すればもっとリアルなゲーム体験ができることも判りました。私は子供の頃からゲームセンターに入り浸る位TVゲームは好きでしたが、いわゆるゲームコンソール(ゲーム専用機)を買ったことはなく、学生時代は夏休みで帰省する友達から夏休み期間限定でファミコンを借りて、ドラゴンクエスト3を遊んでいました。社会人になってからはPCやスマホタブレットにゲームをインストールして時々遊ぶという感じでした。

 

PS5で最近のゲームをいくつか遊んで見ましたが、なるほどよく出来ています。そしてなかなか難しい。任天堂Switchのゲームのようにお気軽に楽しめると言うよりは、かなりやり込まないと先に進まない、楽しめない事が判ってきました。やり込むと言っても本体はリビングにあり、テレビは家族に占有されいるので使えません。また、今自分が遊んでいるゲームはグロいシーンもあるので、家族の前で遊ぶのも憚れます。

 

そんな状況で何かいい方法はないものか考えていたのですが、じゃあ、以前のようにPCでゲームをするのが良いのではないかと言う結論に達しました。どうやら昨今は人気タイトルはPC、XboxPS4/5で遊べるようになっているみたいです。PCなら自分の部屋で気兼ねなく、好きなだけ遊ぶ事が出来ます。また、今は自分専用のPCは持っておらず、Windows機は妻と兼用です。今は妻がたまに在宅の仕事で使っているので自分がゲームしたいタイミングで使えないという事情もあります。

 

そんな訳で自分専用のPCを買う事を考えているのですが、ゲームを快適に遊べるゲーミングPCはそこそこ良い値段がします。PCを買う大義名分を考えてみました。

  • アーリーリタイヤ後の副業として在宅で仕事をできる環境を整えておきたい
  • 副業の準備として動画編集やプログラミングを学習する
  • AI、ChatGPTなどの最新の技術に触れる機会を作って、世の中の流れに遅れないようにしたい
  • VRなどの最新エンタメ技術にも触れておきたい

そろそろ誕生日も近いし、自分のご褒美として買ってもいいかなと思うのですが、その反面、アーリーリタイヤに備えて、少しでも節約、抑制して貯金、投資に回すべきと考える自分がいます。生来、貧乏性なので「それって絶対必要か?」と考えてしまうんのですよね。その積み重ねでこれまで貯金ができたとも言えますが。

もう少し考えて、どうするか決めますが、どちらかと言うと買う方に気持ちが傾いています。iPadを売ってお金を少し捻出して買おうかな、IT機器の整理にもなるので。

(了)

 

 

会社の様子が不穏 ~ リストラの予感

うまいことリストラパッケージをいただいて、アーリーリタイヤできなかともくろんでいるRoute66です。

私の会社、お客様も右肩上がりで増えていて、私が入社した3年前からちょっとしたイケイケ状態だったのですが、どうやら経営的にはトントン、あるは赤字状態のようで、最近、経費削減が公言されるようになってきました。

ここに至るまでの兆候としては、

  • 海外オフィスの縮小
  • 新規採用のフリーズ
  • バックフィル(退職者の補填)採用のフリーズ
  • 出張の抑制 (←今ここ)
  • 各種手当ての廃止・縮小(予想)

という感じです。更に面白いのは、今まで昇進する人の推薦文を書くフォームがあったのですが、そこに最近、「降格」のフォームが追加されたこと。「お前は降格だー」と言って、給料も下げてコスト削減するつもりなのでしょうか?

まあ、私は部門長から解任されましたが給料はそのままなので、降格・減給させたい社員の筆頭候補でしょうね。近々に上司との評価面談があるので、どんなことになるか楽しみです。以前も書きましたが、会社へのエンゲージメントはないのでそれをきっかけにして退職するというのもありかと思います。

そんな訳で冒頭の「リストラパッケージをいただいて、アーリーリタイヤ」という記述になった次第です。それがあれば、金融資産の大台に乗りそうなんだよな~。

(了)

 

 

奇跡に立ち会った話:信濃グランセローズ ~ BCリーグ

酷暑の夏に奇跡に出会ったRoute66です。少し前になりますが、先週のお盆は故郷に帰省をしていました。目的は2月に亡くなった母の新盆のため、お経を上げてもらったり、焼香に来られるお客様への対応でした。

お盆が始まる前日に新聞を見ていると、近くの県営球場でBCリーグ信濃グランセローズ vs 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの試合があることを知りました。BCリーグはいわゆる独立リーグですが、立派なプロ野球です。時間もあったので、酷暑の13:00プレイボールの試合を見に行きました。

山並みがきれいですね。

試合は新潟アルビレックスが効率の良い攻撃とホームランで5回までに6点をリード。かたや、信濃グランセローズは9回裏まで確か2安打のお寒い内容。9回裏2死になって無得点。そろそろ帰るかと思い始めたところ、ここから奇跡が起きました。

まずは、2死1,2塁から3ランホームラン。「ようやく面目は立ったな」と思いましたが、いかんせん2死ランナー無しに戻っただけの話。ゲームセットも時間の問題かと見ていましたが、そこからソロホームランで4点目。

コアなファンは「ここから(逆転)あるぞー、あるぞー」と熱い応援をしていましたが、「いやいや、さすがに後一人アウトで終わりだから」と見ていました。ところがそこから粘りを見せて再び2死1,2塁。

最後は指名打者ジェス(三浦ジェスヨロボ大颯選手:風貌から外国人助っ人かと思いきや、れっきとした日本人です)が、レフトスタンドにサヨナラ3ランホームラン!!!選手もファンも大騒ぎでした。

翌日の信濃毎日新聞

自分の身に奇跡が起きたことはないし、まして自分が奇跡を起こしたこともない人生ですが、生きているとこんな場面に出会うこともあるのですね。やはりスポーツ観戦に行っているとこういう場面に立ち会える確率が高くなるかもしれません。

35度Cの酷暑の屋外球場に行くのも、少しためらったのですが、行ってみて良かったです。尚、信濃グランセローズは今季は絶好調のようで、この試合の次の試合に勝ち北地区の優勝を飾り、地区チャンピオンシップに進むようです。ここからNPBにステップアップする選手も出てくるかもと思うと楽しみですね。

なんかまとまりの無い記事になってしまいましたが、「もの」にお金を使うより、「こと」、「経験」にお金を使おうと思った夏の日でした。

(了)

「無敵の人」になってやろうか?

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しょうもない事にチェックを入れてくるFinance部門のお偉いさんにイライラしているRoute66です。

部門長からの解任以来、仕事の負荷は圧倒的に下がっていて、心穏やかな日々を過ごせているのですが、現在の仕事の性質上、商談についてアカウントチームを代表して会社のシニアマネージメント層に承認を取得することが度々あります。

最近、あるお客様が、お客様側の会計年度に合わせるために次回の契約だけ、数か月の短期にできないかという相談が担当営業からありました。一応決められた期間未満の契約を進める場合は、シニアマネージメント層の承認を得る必要があります。(そもそもこの辺のルール、承認者レベルの設定がバグっているのですが。)

この手の要望は他の顧客でも過去にもあり問題なく対応したので、私としては形式上の承認を進めるつもりで申請を上げました。

そうしたらFinance部門のお偉いさんが、一旦、短期(3か月)で契約を結ぶその先の来年の契約も一緒にもらって来いとか言い出しました。理由は短期の契約でその後の契約を解約されてしまうリスクを回避するためとか。

別にこのお客様は解約のリスクがある訳でもなく、単に契約期間の調整を依頼してきているだけです。そんな面倒な事を言わなくてもと思いつつ、担当営業に「来年分も前倒しで発注いただけるか確認して見て下さい」とお願いしました。

それにしても短期の見積を出すことは承認がいるので、「来年分の見積も一緒に出すので短期契約の見積を出すことを承認して下さい」と返したら、「お客は来年分の発注をコミットしているの?」と来ました。

ここで、プチッと軽く切れてしまったので、「短期の見積を正式に出すために承認が必要と言うルールだから、承認を求めているんです」と返しました(←今ここ)。

まったく、年間たかだか数百万の契約(私の会社では年間取引数百万は小規模なお客様です)で、お客様の予算管理上、一時的に便宜上契約の期間を調整したと言うだけなのに、ここまでアレコレ言って来るのは「アホか?」としか言いようもありません。お客様が「一回だけの期間調整なので、なんとかなりませんか?」と言ってきても、「いや、来年分も含めて発注してもらわないとダメだ」というつもりなんだろうか?その方が解約のリスクが高まると思うのだが?

こんなやり取りがあると、「無敵の人」になってやろうかと思います。「無敵の人」とは西村博之ひろゆき)が言い始めた社会的に失うものが何も無いために、犯罪を起こすことに何の躊躇もない人」を指すネットスラングです。

もちろん、私の場合、犯罪に手を染めるとかそういうことではなく、「お前のしょうもない”リスク管理”に付き合うために、こちらが色々調整している手間が無駄なんだよ!」と公然と指摘することです。

困っている同僚は出来るだけ助けようと思いますが、もう会社に何のエンゲージメントも感じていないので、こんな事があると、どうにでもなれという感じです。意図的に暴言を吐いて会社辞めるきっかけにしようかなと思ってしまう出来事でした。

(了)

 

「もしかして会社辞めるの?」と聞かれてしまった話

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今日で2023年も半分が終わりましたね。思い返すと、頼りにしていた直属の部下2人に退職されてしまい、大好きだったYMO高橋幸宏坂本龍一が亡くなってしまい、更に母が亡くなったりと人生の中で中で一番心乱れた半年でした。但し、これがきっかけとなり部門長を解任され、ワーク・ライフバランスが何とか良い方向に戻せつつあるのは良かったです。

そんな中でつい先日、会社の同僚からSlackに唐突に以下のメッセージが飛んできました。実際のやり取りは英語なので、意訳しています。

同僚A:「まだ、会社にはいるんだよね?」

彼がなんでこんなメッセージを飛ばしてきたかと言うと、彼はファイナンス部門にいて、最近私が社内購買システムの承認者を私の後任の人に変更して欲しいと依頼したからです。

私:「退職届は出していないよ」

同僚A:「ちょっと深読みしすぎたかな?辞めようとしているけど、まだそうしていないだけかと思って。まあ、君はいい奴だから直接聞いてしまおうと思って、ごめんね。」

私:「気にしなくていいよ」

ここまでのやりとりで、「まあ、部門長を退いたのに何でまだ会社にいるの?」と思われても仕方ないよなと思っていましたが、その後、同僚から予想外の返事がきました。

同僚A:「また、連絡させてください。自分のポジションは安全ではなく、仕事も退屈なんだよね。。。」

この同僚とは、仕事上でそんなに頻繁にやり取りはないのですが、まだ、若いし、明るい性格で社内でもアクティブに立ち回っている印象だったのでちょっと意外でした。

自分は彼に自分が思っていること(もう少しお金がたまったら会社辞めるつもりであること等)を悟られないようにそっけない返事しか返しませんでしたが、彼がポロッと本音を漏らしてくれたことに少し親近感を覚えてしまいました。機会があったら、差しで飲みにでも誘おうかな?

(了)